
【東大阪 腰痛】腰痛🟰腹筋と思っていませんか? 腹筋で更に悪化するケースも|上杉整骨院
- 上杉整骨院

- 12月5日
- 読了時間: 3分
「腰痛には腹筋を鍛えたら良い」
よく聞くアドバイスですが、実は正しい場合と逆効果の場合があることをご存じでしょうか。
まず結論として、
反り腰(骨盤前傾)タイプの場合、腹筋トレーニングはとても有効です。
問題なのは、どんな腰痛でも腹筋すれば治るという“誤解”の方です。
腰痛のタイプは大きく「反り腰」と「受け腰(骨盤後傾)」に分かれ、それぞれ必要なトレーニングが全く異なります。
■ 反り腰(骨盤前傾)の腰痛
腹筋トレーニングが有効なタイプ
反り腰の方は、
・腰が過剰に反っている
・腹圧が入りにくい
・腰椎が伸びきった状態で固まりやすい
という特徴があります。
このタイプでは、腹筋(特に腹横筋)を鍛えることで
・腰の反りすぎを抑える
・腹圧が安定する
・腰椎への負担が分散する
といった効果が期待できます。
つまり、反り腰タイプなら「腹筋は必要」であり、むしろ改善の鍵になることも多いです。
■ 受け腰(骨盤後傾)の腰痛
腹筋をすると悪化することもあるタイプ
一方、受け腰(骨盤後傾)の方は
・骨盤が後ろに傾き、腰が丸まっている
・お尻(大殿筋)が働きにくい
・多裂筋がサボっている
という状態です。
このタイプに腹筋ばかり行うと、
さらに丸まりが強くなり、痛みが悪化することもあります。
必要なのは、
・大殿筋(お尻)の活性化
・多裂筋をニュートラルに入れる練習
・軽い骨盤前傾のコントロール
といった、後ろ側の筋肉を使えるように戻すことです。
腹筋よりも、お尻と背骨まわりを整える方が先になります。
有効トレーニング
ダイアゴナル(四つ這い交互手足上げ)
効果:多裂筋・腹横筋の活性化、体幹の安定性UP
①四つ這い姿勢から、右手と左足を同時に伸ばし、5秒キープ
②左右交互に10回ずつ

※背中が反りすぎないように注意してください!
■ まとめ
同じ「腰痛」でも、
反り腰なのか、受け腰(骨盤後傾)なのかによってやるべき対策は完全に変わります。
•反り腰 → 腹筋は有効
•受け腰 → 腹筋より大殿筋・多裂筋が優先
「腰痛=腹筋をすれば良い」という一言アドバイスでは、かえって遠回りになることもあります。
自分がどちらのタイプかを知ることが、腰痛改善の最初の一歩です。
お知らせ
明日土曜日が私用により休診させていただきます。
よろしくお願いします!
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