【東大阪 変形性膝関節症】膝を悪くする行動3選|上杉整骨院
- 上杉整骨院

- 10月27日
- 読了時間: 2分
こんにちは!
東大阪市・河内永和駅近くの上杉整骨院です。
今回は、整骨院でよく見かける「膝を悪くしやすい行動」を3つ紹介します。
膝の痛みや変形で悩む方の多くは「年齢のせい」と思われがちですが、
実は日常の“何気ない行動”が膝に負担をかけていることがあります。
膝を悪くしやすい行動3選
1. 正座やあぐらなど、膝を深く曲げる姿勢
日本人は昔から床に座る文化があり、正座やあぐら、和式トイレなど
“膝を深く曲げる姿勢”を取る機会が多いです。
この姿勢は関節の中の圧力を高め、軟骨に負担をかけやすくします。
特に長時間の正座は関節液(潤滑液)の流れを悪くし、軟骨の栄養供給を妨げてしまうため注意が必要です。
対策
できるだけ椅子中心の生活に切り替えることが、膝を守る第一歩となります。
洋式の生活を心がけて下さい。
2. 階段や坂道の上り下りが多い
階段や坂道の上り下りでは、膝に体重の約3〜5倍の力がかかるといわれています。
特に下り坂や下り階段はブレーキ動作が必要になるため、より大きな負担になります。
対策
日常生活で避けるのは難しいですが、
「膝を軽く曲げて着地する」「荷物を分けて持つ」などの工夫で負担を減らせます。
3. 体重の増加を放置する
膝の関節は、歩くたびに体重の約3倍の力を受けています。
そのため、体重が増えるほど膝への負担は急激に増加します。
日本人を対象にした全国規模の疫学研究では、
BMI(体格指数)が高いほど変形性膝関節症の有病率が高いことが明らかになっています。
また、**粟生田ら(2013年, 日本老年医学会雑誌)**の報告でも、
BMIが1上がるごとに膝関節症のリスクが有意に上昇することが示されています。
対策
体重管理は、膝を守るうえで最も効果的な“治療”でもありますが、無理な減量よりも、食事の見直しと太もも(大腿四頭筋)の筋力強化を並行して行いましょう。
まとめ
膝の変形や痛みは「老化」だけでなく、日々の習慣から少しずつ進んでいきます。
正座や体重増加、階段での無理など、思い当たる行動があれば今日から意識してみましょう。
早めにケアすれば、将来も自分の足で元気に歩くことができます。
上杉整骨院でも変形性膝関節症の施術を行っております。お悩みの方は是非ご相談くださいね!



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