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【東大阪 変形性膝関節症】膝のヒアルロン酸注射の効果ってどうなの?|上杉整骨院

  • 執筆者の写真: 上杉整骨院
    上杉整骨院
  • 2025年7月4日
  • 読了時間: 4分

こんにちは。

東大阪市・河内永和駅近くの上杉整骨院です。


今回は「膝のヒアルロン酸注射は実際に効果があるのか?」という疑問についてお話ししていきます。



膝のヒアルロン酸注射効果とは


膝の痛みに対する治療のひとつとして、整形外科でよく行われるのが「ヒアルロン酸注射」です。

主な働きです。


【ヒアルロン酸注射の作用機序】


1. 関節内の潤滑作用(潤滑油のような働き)


ヒアルロン酸は粘弾性が高く、関節の動きを滑らかに保つ役割があります。


2. 関節軟骨の保護作用


関節軟骨の摩耗を抑え、衝撃をやわらげる効果があるとされています。


3. 抗炎症作用


炎症性サイトカイン(IL-1βなど)の働きを抑えることで、炎症や腫れの軽減に寄与する可能性があります。


4. 鎮痛作用


滑液(関節液)の粘性が改善されることで、関節内の刺激が減り、痛みが軽減される場合があります。



医学的根拠としての評価は?


ヒアルロン酸注射の評価は、国によって大きく異なります。

「推奨度」や「エビデンスレベル(しっかりと医学的に根拠があるのか)」という形で、その有効性が分類されています。



【日本整形外科学会:変形性膝関節症診療ガイドライン2020】

推奨度:B(行うよう勧められる)


エビデンスレベル:C(質の低いエビデンス)


•軽度~中等度の変形性膝関節症では、一定の効果が報告されている


•重度の変形性関節症では、効果が限定的


•副作用が少なく、安全性は高いとされている




【アメリカ:ACR/AFガイドライン(2020年)】


推奨度:❌ 強く推奨しない(strongly recommend against)


主な理由


•プラセボ(偽薬)とほとんど差がないとする研究が多い

•費用対効果が低い


•運動療法・体重管理・NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)など他の治療法が優先されるべき


•使うとしても「最終手段」としての位置づけ


※アメリカでは医療費が高額な為、日本のように誰もが平等に医療を受けられる訳ではない為です。

日本では1割負担の方であれば数百円で受けることが出来ます。

アメリカの場合数万円かかる場合があり、その為費用対効果として低いとみられます。




なぜ日本ではよく使われているのか?


日本でヒアルロン酸注射が広く行われている理由としては、

費用が安い

副作用が少ない

「悪くならないなら一応打っておこう」という医療現場の風潮


このような背景があると考えられます。



上杉整骨院の見解としては?


当院としての考えは、ヒアルロン酸注射は“してもいいし、しなくてもいい”と考えます。


患者さんご自身が「注射で楽になった」と感じておられるのであれば、無理に止める必要はありません。

しかし、一定期間注射を続けても効果を実感できない場合は、他の選択肢を検討するべきだと考えています。



膝の治療の第一選択は「運動療法」


当院では、まずは運動療法から始めることを推奨しています。


注射とは違い、体に直接注入するわけではないためリスクも少なく、

エビデンスレベルも高いことが多いです。


具体的には、

•関節の可動域を広げる運動


•股関節や足首のバランスを整える運動


•歩行指導・生活指導


こうしたアプローチを継続的に行うことで、注射よりも効果が得られるケースも少なくありません。



最後に


ヒアルロン酸注射に対して過度な期待は禁物ですが、

「痛みがマシになるならとりあえずやってみたい」という方には一つの選択肢です。


ただし、それだけに頼らず、根本的な原因へのアプローチ(運動や生活改善)も合わせて行うことが何より大切です。


一緒に少しずつ、膝の健康を取り戻していきましょう。


【上杉整骨院】


📍 所在地:東大阪市『JR・近鉄河内永和』から徒歩2分、『布施駅』から徒歩10分


⏰ 診療時間:平日21時まで診療 / 日曜日20時まで診療 / 交通事故患者様は平日22:00まで


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🌐 【公式ホームページ】https://www.uesugiseikotuin.com/

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