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【東大阪市 50肩】50肩になりやすい5つの習慣と、5つの対策|上杉整骨院

  • 執筆者の写真: 上杉整骨院
    上杉整骨院
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分

こんにちは!

東大阪市河内永和駅近くの上杉整骨院です。


「最近、肩が上がりにくい」「後ろに手が回らない」

そんな症状ありませんか?


今回は40代〜60代にかけて多くなる“五十肩”の原因について解説していきます。


正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれています。


実は肩の関節を包んでいる“関節包”という膜が固まってしまうことが大きな原因のひとつになります。



関節包ってなに?


肩関節は「関節包(かんせつほう)」という袋状の膜に包まれています。

この関節包は、関節の動きをなめらかにしたり、関節液を保ったりと、とても大事な働きをしています。


しかし、肩を動かさない生活が続いたり、冷えたり、血行が悪くなることで、関節包がだんだんと硬くなり、動かしにくくなってしまいます。

肩全体を包み込むように存在しているものです。
肩全体を包み込むように存在しているものです。

この関節包が癒着し、動かなくなった状態を「凍結肩(フローズンショルダー)」と呼びます。

つまり、五十肩の正体は、関節包が固まって動かなくなることとなります。

※関節包の動きの悪さが中心となりますが、肩全体の炎症も関係します。


補足として…

血行不良が50肩に繋がる可能性が高いと記載されている文献がありますので紹介します。


Neer CS (1983). “Frozen shoulder”

原因不明(idiopathic)であるが、関節包の慢性的な炎症・線維化を伴う。虚血性変化が背景にある可能性。


Zuckerman JD, Rokito A. (2011). “Frozen shoulder: a consensus definition.”

原因の一つとして、血行障害による組織代謝の低下が示唆されている。


Diercks RL, et al. (2014). “Guideline for frozen shoulder.” Shoulder Elbow.

単に筋骨格系の問題でなく、血流、代謝、内分泌的な因子の関与も示唆。


現段階で血行不良=50肩 と言いきれない部分もあります。

研究段階ではありますがこのように血行不良と50肩の関係は深いと考えています。





実はやってるかも?関節包が固まりやすい習慣


五十肩は“突然起こるもの”と思われがちですが、実際には日々の習慣の積み重ねが大きく影響しています。

特に関節包を硬くする習慣には、以下のようなものがあります


1. 肩を動かさない生活


デスクワークやスマホ操作、テレビ視聴などで、長時間肩を動かさずに過ごしていませんか?

肩の可動域を使わないまま放っておくと、関節包が徐々に縮こまってしまいます。


2. シャワーだけで湯船に入らない


肩周りはもともと血行が滞りやすい場所です。

湯船に浸かってしっかり温めることは、関節包を柔らかく保つためにも大事な事となります。



3. 姿勢が悪い(猫背・巻き肩)


肩甲骨がほとんど動かない姿勢が長時間続くと、肩関節の動きが悪くなり、関節包も硬くなっていきます。

正しい姿勢を意識するだけでも予防につながります。


4. 片側ばかりで荷物を持つ


いつも同じ肩でカバンを持っていたり、利き手ばかりを使っていると、左右の肩の使い方に偏りが出て、動かさない側の関節包が固まりやすくなります。


5. ストレス・睡眠不足


ストレスや寝不足も、血行不良の原因になります。

自律神経が乱れることで筋肉の緊張が続き、肩まわりもこわばりやすくなります。




今日からできる!五十肩を防ぐ5つの習慣

関節包をサビつかせないために、今日からできる対策を紹介します。


湯船に10分以上浸かる


シャワーだけでは体の芯まで温まりません。

肩までしっかりお湯に浸かることで、血流が改善し、関節包の柔軟性も高まります。


肩甲骨ストレッチ・腕上げ運動


バンザイのように両腕を上げたり、肩をぐるぐる回す運動を1日数回。

たった1分でも続けることで、関節包が動きを失うのを防げます。



冷え対策を意識する


寝るときの冷房の直撃や、薄着すぎる服装にも注意。

肩まわりが冷えると血行が悪くなり、関節包の動きが悪くなります。


荷物は左右でバランスよく持つ


いつも同じ肩で荷物を持っている人は、意識的に反対側も使ってみましょう。

体の使い方のバランスが整います。



深呼吸&軽い運動を日常に行いましょう!


軽めのウォーキングや深呼吸は、自律神経を整え、血流も改善します。

リラックスする時間を持つことも五十肩の予防につながります。


五十肩は“生活習慣病”の一面もあります。


五十肩は年齢だけが原因ではありません。

日々の小さな習慣の積み重ねで、関節包がじわじわ硬くなって起こるケースがほとんどです。


「最近、肩が重たいな…」と感じたら、まずは体を温めて、肩を少しずつ動かすことから始めてみましょう。




お知らせ⋆͛📢⋆

今週6月21日(土)は休診となります。

日曜日は通常通り診療しております。

よろしくお願いします!


【上杉整骨院】


📍 所在地:東大阪市『JR・近鉄河内永和』から徒歩2分、『布施駅』から徒歩10分


⏰ 診療時間:平日21時まで診療 / 日曜日20時まで診療 / 交通事故患者様は平日22:00まで


腰痛、膝痛、肩こり、股関節痛、50肩、交通事故、むち打ち、背中痛い、腰痛い


🌐 【公式ホームページ】https://www.uesugiseikotuin.com/


 
 
 

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