【東大阪市 ぎっくり腰】ぎっくり腰になりやすい時間帯ってしってますか?|上杉整骨院
- 上杉整骨院

- 5月12日
- 読了時間: 3分
こんにちは!
東大阪市河内永和駅近くの上杉整骨院です。
今回はぎっくり腰の起こりやすい時間帯について解説していきます。
ぎっくり腰の起きやすい時間帯って知ってますか?
実は研究結果でぎっくり腰が起きやすい時間帯は分かっています。
この研究は、オーストラリア・シドニー大学のManuela Ferreira博士らによって実施され、2015年に『Arthritis Care & Research』誌に掲載されました。
・対象者:急性腰痛を発症した999人の患者
・結果:ぎっくり腰の約40%が午前7時から11時の間に発生していることが明らかになりました。
なぜその時間帯に集中しているのでしょうか?
研究者たちは、以下の要因が朝の腰痛発症リスクを高めると考えています。
•椎間板の水分増加:睡眠中に椎間板が水分を吸収し、朝は内部圧が高まっているため、負荷に弱くなっている可能性があります。
•注意力の低下:朝はまだ完全に目覚めておらず、注意力が散漫になりやすいため、不意の動作で腰に負担をかけやすいです。
•疲労や眠気:十分な休息が取れていない場合、筋肉の反応が鈍くなり、腰に過度な負担がかかることがあります。
椎間板の水分増加について
Stuart McGill博士の著書『Low Back Disorders』では、起床直後の椎間板への負荷を避けるべきであると述べられています。
具体的には、起床後の最初の1時間で椎間板は一日のうちに失う水分の約90%を失うため、この時間帯にリハビリやパフォーマンストレーニングのための屈曲運動を避けることを推奨しています。
また、朝の椎間板は水分を多く含み、内部圧が高くなっているため、前屈やねじり動作によって髄核が押し出されやすくなり、ヘルニアのリスクが高まるとされています。
このため、McGill博士は起床後1〜2時間は前屈運動を避けるよう強く勧めています。
ぎっくり腰を起こさない為に注意すること
•重い物を持ち上げる
•前かがみになる
•急に体をひねる
•不安定な姿勢での作業
特に、注意力が散漫な状態での作業は、ぎっくり腰のリスクを25倍に高めると報告されています。
まとめ
朝の時間帯、特に寝起きは椎間板の状態が不安定になっていたり、注意力が散漫でぎっくり腰を起こすリスクが高くなります。
起きた後はゆっくり身体を動かすこと、しっかり睡眠をとること、毎日ストレッチを行い身体に疲れを溜めないことで、ぎっくり腰になるリスクは下がります。
ぎっくり腰は、筋肉・靭帯・関節(特に仙腸関節)などが原因になることが多いですが、
朝の時間帯は椎間板への負担も高まるため、今回は椎間板性由来のぎっくり腰のお話をさせていただきました。
寝起き腰が痛いなと感じている方は東大阪市の上杉整骨院にご相談下さい😊
【上杉整骨院】
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