乳幼児突然死症候群(SIDS)について知っていますか?
- 上杉整骨院

- 2021年6月10日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
上杉整骨院です。
梅雨入り後雨が続いてましたが、少しづつ落ち着いてきましたね。
このまま梅雨明けしてくれればいいのですが...
話は変わりまして
乳児突然死症候群通称SIDSについて、今回お話させていただきます。
SIDSとは、なんの予兆や既往歴のないまま乳幼が突然死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。
令和元年には78名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳幼児の死亡原因としては第4位となっております。(厚生労働省HPより抜粋)
原因は?
いまのところ不明です。
ですがうつぶせ寝、冬場などにベットの温めすぎ、母親の喫煙、受動喫煙などが原因とされています。
実際1991年頃に世界的にうつ伏せ寝が禁止の動きとなりSIDSはかなり減少したのでうつ伏せ寝はかなり関連があるのでは?と考えられております。
他に乳幼児は呼吸器系が未発達であり、温度調整もうまくありません。
ですので冬場の温めすぎもSIDSの原因になりえるのではないかとされています。
対策としては、
やはり目を離さないことが1番です。シングルマザーの方の子供がSIDSになることが多く、一人ではどうしても目を離すタイミングが多くなります。目を離している間に子供が亡くなっているというのは少なからずあります。
SIDSが起きる殆どは3か月までで、寝返りができる子に関してはあまり気にしなくて大丈夫ですが、新生児期~寝返りができるまでは注意深く見守ってあげましょう!
なぜうつ伏せ寝がいけないのか、という点は不明点が多いのですが、温度調節に問題があると考えられています。
うつ伏せになると、息を逃す場所がなくなり高体温になりやすく、呼吸器系が上手く働かず死亡事故に繋がることが報告されています。
冬場にホットカーペットなどで暖めたり、服を何枚も着せすぎたりそんなことも高体温に繋がりますので注意してください。
他に柔らかいマットで窒息死なども報告されています。
妊婦さんの喫煙もリスクになることが報告されています。
喫煙を行うとニコチンは胎盤を通り胎児に達します。
この段階の時に、脳や呼吸器を阻害され、うつ伏せになっても息苦しい事に気づきにくい体質になってしまう場合があります。
喫煙者の場合他にも奇形児や、死産のリスクが高まりますので絶対たばこは吸わないようにしてください。
どうだったでしょうか?
新生児は身体はまだまだ未発達であり、私たち大人と同じ様に生活していては亡くなってしまうことが沢山あります。
ただ私たち大人が少し子供の事を見守ることで4分の1も死亡リスクを下げることができることも報告されています。
私たち大人はしっかりと子供を見守って元気に育ててあげましょうね。
子供の事で気になることがあれば上杉整骨院にご相談ください。
色々と対応させていただきます。
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