【東大阪 】FAIって何?しゃがむと痛い・股関節が詰まる方へ|上杉整骨院
- 上杉整骨院
- 6月2日
- 読了時間: 3分
こんにちは。
東大阪市河内永和駅近くの上杉整骨院です。
「しゃがんだときに股関節がつまる感じがする」「足を上げるときに痛む」「車の乗り降りがつらい」そんな症状がある方は、FAI(大腿骨寛骨臼インピンジメント)の可能性があります。
放っておくと将来的に変形性股関節症につながることもあるため、早めの対応がとても大切になります。今回は、FAIについてわかりやすく解説していきます。
FAIとは?
FAIは「Femoroacetabular Impingement(大腿骨寛骨臼インピンジメント)」の略称です。
ざっくり言うと、大腿骨(太ももの骨)の形や骨盤の受け皿(寛骨臼)の形が通常と違っていて、股関節の動きの中で骨同士がぶつかってしまう状態のことをいいます。

ぶつかることで関節唇(関節の縁の軟骨)や軟骨がすり減り、痛みや可動域制限が出てきます。
なぜFAIが起こるのか?
原因として
•成長期の激しいスポーツ(サッカー、野球、体操など)
•骨の形の遺伝的な傾向
•長年にわたる股関節への負担やクセ
そしてFAIには、以下の3つのタイプがあります
•カム型:大腿骨の首の部分に膨らみがあり、関節唇に当たる
•ピンサー型:骨盤側(寛骨臼)の縁が覆いすぎていて衝突が起きる
•混合型:上記2つが合わさったタイプ(最も多い)
どんな症状が出るの?
•股関節の前側の痛み
•長時間の座位や立ち上がる時のつっぱり感
•深くしゃがむと痛む
•カクッという引っかかる感じや音(クリック音)
•股関節の動きが硬くなる(特に曲げたり、捻るような動き)
保存療法とリハビリ
FAIは、すぐに手術が必要になるとは限りません。多くの場合、保存療法(手術以外の治療)で改善が目指せます。
たとえば、
•股関節まわりの筋肉の調整(特に殿筋群や腸腰筋)
•体幹との連動性を高めるエクササイズ
•骨盤や背骨の可動性アップ
などのリハビリが有効になります。
誤った使い方をしていると、股関節だけでなく腰や膝にも負担がかかるため、全身のバランスを整えることが大切になります。
手術が必要な場合
保存療法で改善が見られない場合や、日常生活に大きな支障が出ている場合は、関節鏡手術が検討されます。
関節鏡で骨の出っ張りを削ったり、損傷した軟骨を修復したりすることで、関節の動きをスムーズにし、痛みを軽減します。
上杉整骨院でできるサポート
当院では、FAIに関連する股関節の不調に対して、
•股関節まわりの筋肉のバランスを整える手技
•正しい動作を取り戻すための運動療法
•姿勢や体の使い方の指導
を行っています。
「このまま放っておいたらどうなるんやろ?」と不安な方は、まずは気軽にご相談ください。
まとめ
股関節の痛みを「年のせいかな」とあきらめるのは、少し早いかもしれません。
FAIは早期に見つけて適切に対応すれば、手術を避けられることも多くあります。
違和感がある方は、ぜひ一度ご来院ください。
一緒に根本から体を整えていきましょう!
【上杉整骨院】
📍 所在地:東大阪市『JR・近鉄河内永和』から徒歩2分、『布施駅』から徒歩10分
⏰ 診療時間:平日21時まで診療 / 日曜日20時まで診療 / 交通事故患者様は平日22:00まで
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🌐 【公式ホームページ】https://www.uesugiseikotuin.com/
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