【東大阪 肩こり】肩こりは揉んでも治りません!肩こりはなぜ起きにるのかを解説!|上杉整骨院
- 上杉整骨院

- 5月7日
- 読了時間: 3分
更新日:5月8日
こんにちは。
東大阪市の上杉整骨院です。
肩こり=肩を揉むもの
と思っていませんか?
実は肩を揉んでも本当の意味で肩こりは治りません。
なぜなら、根本の原因は別の場所にあります。
例えばですが伸ばされ続けている筋肉と、縮み続けている筋肉は、どちらのほうが「痛み」や「疲労」を感じやすいと思いますか?
実際に写真で、肩こりになりやすい姿勢をみてみましょう!

この写真の様な猫背や頭部前方位(いわゆるストレートネック)の姿勢ですがこのとき、通常肩こりの方は伸ばされている側、つまり肩の丸の部分がいつも痛いなと感じているのではないでしょうか?
ということは画像でも見ての通り、筋肉は伸ばされている側に痛みを感じるということになります。
ではどこが悪くなっていて、痛みがでているのでしょうか?
実際に悪くなっているのは、前側の筋肉になります。
小胸筋と呼ばれる胸から肩甲骨についている筋肉や、頭から鎖骨につく胸鎖乳突筋などが短縮・硬縮することで、肩甲骨や頭の位置が崩れ、それを必死で支えるために肩の付け根の筋肉である僧帽筋中部が無理して働き続けることになり、この無理が、肩の痛みや張り、こり感につながります。
この現象をわかりやすく説明してくれるのが、
チェコの理学療法士ウラディミール・ヤンダ(Vladimir Janda)が提唱した理論、
「上部交差症候群(Upper Crossed Syndrome)」です。
ヤンダによると、猫背・頭部前方位の姿勢では、
•短縮・緊張しやすい筋肉(小胸筋、胸鎖乳突筋など)
•抑制・弱化しやすい筋肉(深部頸屈筋群、僧帽筋中部・下部、前鋸筋など)
が前後でクロスしてバランスを崩します。
つまり、
胸や首の前側の筋肉が硬く縮んで、背中や肩甲骨周りの筋肉が引き伸ばされ、弱っている
ということになります。
これによって、僧帽筋上部は常に引っ張られた状態で過剰に働き、
慢性的な疲労・痛みを引き起こしているのです。
参考文献
Janda V. (1988). Muscle Function Testing: Development and Use of Muscle Tests.
肩こりを本当に解決するには?
つまり、
肩が痛いからといって、痛いところだけを揉んでも意味がありません。
本当に肩こりを解消したいなら、
•短縮して硬くなった小胸筋や胸鎖乳突筋をストレッチする
•弱くなった深部頸屈筋群や僧帽筋中部・下部、前鋸筋を鍛える
こうしたバランス改善が必要です。
まとめ
肩こりは、肩を揉んでも一時的に楽になるだけになります。
本当に必要なのは、
姿勢を整え、正しく体を支えられるようにすることです。
痛みの「表面」ではなく、「原因」にアプローチしていきましょう!
【上杉整骨院】
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