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その腕のしびれ、頚椎ヘルニアとは限りません|斜角筋が関係することも|上杉整骨院

執筆者の写真: 上杉整骨院
上杉整骨院
2 日前
読了時間: 4分

こんにちは。

東大阪市河内永和駅近くの上杉整骨院です。



「腕や手がしびれる」


そんな症状があると、「首のヘルニアかな?」と考える方も多いと思います。


確かに、頚椎の椎間板ヘルニアなどによって神経が圧迫され、腕や手にしびれが出ることはあります。


しかし、腕のしびれ=頚椎ヘルニアというわけではありません。


神経は首から出たあと、そのまま腕まで走っています。


その途中のどこかで神経にストレスが加わることでも、腕や手にしびれが出ることがあります。


その一つとして考えられるのが、首にある「斜角筋」です。


斜角筋ってどんな筋肉?


斜角筋は、首の左右にある筋肉です。


大きく分けると、


  • 前斜角筋

  • 中斜角筋

  • 後斜角筋


の3つがあります。


首を横から見たとき、頚椎から肋骨に向かって斜めに走っている筋肉です。


それぞれの筋肉は、以下のような場所についています。


前斜角筋


頚椎の横突起から第1肋骨に付着します。


中斜角筋


頚椎の横突起から第1肋骨に付着します。


後斜角筋


頚椎の横突起から第2肋骨に付着します。


このように、斜角筋は首と肋骨をつないでいます。


そのため、単純に「首を動かす筋肉」というだけではなく、呼吸や首・胸郭の動きにも関係しています。


斜角筋と腕のしびれに何の関係がある?


ここが重要なポイントです。


首から腕へ向かう神経は「腕神経叢」という神経の集まりを作りながら、首から鎖骨周辺を通って腕へ向かいます。


そして、前斜角筋と中斜角筋の間を腕神経叢が通ります。


この場所を「斜角筋隙」と呼びます。


つまり、


前斜角筋

↓

腕神経叢

↓

中斜角筋


という位置関係になっています。


そのため、斜角筋周辺の状態や首・胸郭の動きなどによって、この部分で神経にストレスが加わることがあります。


すると、首だけではなく、


  • 肩

  • 腕

  • 前腕

  • 手


などに違和感やしびれとして症状が出ることがあります。


「首の筋肉なのに、どうして手がしびれるの?」


と思うかもしれません。


これは、神経が首から手までつながっているからです。


斜角筋が関係する場合、胸郭出口症候群との関係も


斜角筋の間を腕神経叢などが通ることから、斜角筋周辺は「胸郭出口」と呼ばれる部位の一つとしても重要です。


胸郭出口症候群では、首から腕へ向かう神経や血管が、首から胸郭周辺を通過する部分で圧迫・刺激されることで、肩や腕、手などに症状が出ることがあります。


ただし、ここで注意したいのは、


「腕がしびれる=斜角筋が原因」でもない


ということです。


頚椎由来の症状、末梢神経の問題など、しびれの原因はさまざまです。


そのため、症状が出ている場所だけを見て判断することはできません。


斜角筋を揉めばいいわけではありません


「斜角筋が関係するなら、そこを揉めばいいのでは?」


と思うかもしれません。


しかし、単純に斜角筋を強く揉んだり、無理に伸ばしたりすればいいという話ではありません。


首だけではなく、


  • 首の動き

  • 胸郭の動き

  • 肩甲骨の動き

  • 肩の動き

  • 呼吸時の首や胸郭の動き


なども確認する必要があります。


例えば、胸郭や肩甲骨がうまく動かないことで、首周辺の筋肉に負担が集中している可能性もあります。


その場合、斜角筋だけを何度もほぐしても、根本的な動きが変わらなければ、また負担がかかってしまいます。


だからこそ、「どの筋肉が硬いか」だけではなく、「なぜそこに負担がかかっているのか」を確認することが大切です。


腕のしびれは、自己判断しすぎないことも大切


腕や手のしびれがある場合、筋肉だけの問題とは限りません。


特に、


  • 腕に力が入りにくい

  • 手に力が入りにくくなった

  • 物を落とすことが増えた

  • 感覚が明らかに鈍くなっている

  • しびれが急に強くなった


などの場合は、自己判断せず医療機関での検査が必要になることがあります。


まとめ


腕や手のしびれがあると、「頚椎ヘルニアかもしれない」と考えてしまうかもしれません。


しかし、腕のしびれにはさまざまな原因があります。


首から腕へ向かう神経は、首の前方にある斜角筋の間などを通っているため、斜角筋周辺の状態が症状に関係するケースもあります。


大切なのは、しびれている場所だけを見ることではありません。


首から胸郭、肩甲骨、腕まで、身体がどのように動いているのかを確認することになります。


上杉整骨院では、痛みやしびれが出ている場所だけを見るのではなく、身体全体の動きを確認しながら、必要に応じて運動療法を取り入れて施術を行っています。



【上杉整骨院】


📍 所在地:東大阪市『JR・近鉄河内永和駅』から徒歩2分、『布施駅』から徒歩10分 『河内小阪駅』から徒歩12分


⏰ 診療時間:平日21時まで診療 / 土曜日隔週で20時まで診療/日曜日20時まで診療 / 交通事故患者様は平日22:00まで


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